2020年2月22日(土)
『大人の造形遊び vol.2 徹底分解…で、どうする?』に多くの方にご参加いただきました、ありがとうございました。
先生方の楽しそうな、またはお疲れのお姿を拝見して、夢中になることの意味を改めて感じることができました。子どもたちも私たち大人も日常で夢中になってプロダクトデザインや環境デザインに関わることで、モノづくりの面白さ、難しさ、そして美しさを大切にしていけたらよいなとも感じました。
何よりも、電化製品の分解の実践と、造形遊びとの関わり、図工との関わり、そして学びとの関わりを実感できたことが私にとって大きかったです。分解に対して、図工としての価値を見出す子ども、理科としての価値を見出す子ども、数学としての価値を見出す子ども、環境や社会の中に価値を見出す子ども、どのような価値であっても造形活動は受容するのだなと改めて感じました。
新型何某の影響で多くの研修会が中止になっているとお聞きしています。その中で多く参加くださったおかげで、上記の思いを新たにできました。ご参加の皆様お一人お一人から、ご感想や、改善のポイントなどのご意見を頂戴しました。とても多くのことを学ばせていただきました。心より感謝申し上げます。
今回の大人の造形遊びの発案をいただき、ご助言をくださった大阪教育大学附属平野小学校の城野知佐先生、会場をご提供くださり、細かい環境へのご配慮をご示唆くださった芦屋市立精道小学校の秋山道広先生はじめ、大阪、兵庫、岡山、滋賀の先生方のご協力によって数回の会議、実践試行によってこの会ができましたことをお伝えさせていただきます。
第3回の大人の造形遊びは、2020年の夏に神戸で「粘土遊び」で開催予定にしております。準備からご参加くださる方は、お声かけくだされば幸甚です。